2017年9月5日火曜日

「私って本当に、ダメダメお母さん?」メタファシリテーションで自分の課題を整理する(前編)

みなさま、お久しぶりです。ムラのミライ理事の山岡です。

夏休みも終わり、「あれ?最近メタファシリテーション使ってないな」という方や、「何か最近あれも、これもうまく行かない」とモヤモヤしている方、改めて事実質問を使って自己分析してみませんか?

今回は私自身に対するメタファシリテーションで、子育てのモヤモヤを晴らした経験をご紹介します。


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私の娘が生後間もない頃、私は初めての育児に翻弄されていました。娘は、生まれた時の体重は平均でしたが、そこからみるみる体重が伸び悩み、発育曲線を下回るすれすれのところを推移するようになっていました。

【当時の主な悩み】
• 赤ちゃんの体重が増えない
• 寝かしつけがうまくできない
• 家事もできていないのに一日が終わった
• どうやって遊んだらいいか分からない
• 産後、新生児を連れまわせないから、誰とも会えない、人と話したい

ついには、こんな良い母親ではない私のことを、赤ちゃんは好きじゃないのでは?と思うようになりました。とはいえ、抵抗力の弱い小さな赤ちゃんを連れて外出することもできず、悩んだ時に頼りになるのは、スマホ検索でした。

『子育て 初めて 分からない』とか『母親 自信ない 今後』とか検索すれば、私と同じような意見ばかりが目に入り、一時は安心するもののモヤモヤは晴れません。

そんな時、初めてのベビーサークルであるママ友に出会いました。私は彼女にこう聞きました。


私:「子育って、めっちゃしんどいよね?寝不足だし、うまくいかないし、初めてのことで分からないことだらけで不安だし。何をやってもダメダメな気がして…。」

ママ友:「うん、確かにしんどいけど、私は人生で今が一番幸せ。赤ちゃんは可愛いし、うまくいかなくてもこの子が笑ってくれているだけでいいの。ほら、あなたの赤ちゃんもとっても幸せそうによく笑うじゃない。」

予想外の答えに、私はびっくりしました。そして、「あれ?私ってダメダメじゃないかも?私の悩みって、思い込みだったんじゃ…。」としばらく子育てに翻弄され、封印していたメタファシリテーションを使ってみることにしました。

今振り返ると、しばらく家族以外の誰からも評価されない環境で子育てがうまく行かずモヤモヤとした状況から、ママ友と話し評価されたことで自己肯定感をあげることができ、課題解決に向かうエネルギーを蓄えることができたのですね。おかげで、今でもこの時のことを鮮明に覚えています。


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さて、みなさんなら、友人や同僚が「私、何をやってもダメダメで…。」と自信を失っている時に声をかけるとしたら、何と聞きますか?1~3から選んでみてください。

1.え?何でそう思うの?
2.どうしたの?何でも話聞くよ。
3.最近、子育てのことで誰かに何か言われたの?

さて、ここでヒントです。
もし、あなたが自信を失っているとき、答えるならどの質問が一番答えやすいですか?
過去にこのような経験があればぜひ思い出してみて下さい。
私はそれぞれの質問にどうやって答えたのでしょうか…次回へ続きます。


(ムラのミライ 理事 山岡美翔




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