皆さん、このような事を言ったり言われたりしたことありませんか?
「誰かに指示される前に動いてもらえると助かるな」
「この作業、何度もやってると思うけど、もうちょっと効率的に工夫できない?」
「言われたことはするだけじゃだめだよ。もうちょっと自分で考えて仕事して!」
まず、
伝えると、伝わる、は別である
ということ。
特に、「効率的に工夫」や「自分で考えて仕事して」など、曖昧な表現は相手との認識のズレを生むことに。
こういったズレをなくし、相手に伝わる対話方法が必要です。
では、どのように主体性が生まれる問いに置き換えればよいのでしょうか。
大事なポイントは、「アドバイスをしない」ということ。
アドバイスをすることで、相手はアドバイス(指示)待ちになってしまい、
結果自分で考えるという思考を止めてしまうのです。
自分で考えろ!と私も言われた経験がありました。
その時思ったことは、
「自分で考えろ!」
と言っている割に考えてやったことを聞いてくれず、引き続き指示をしてくる。
この人のやりたいようにやれば良いのか、と思うようになり、
上司への信頼も失っていました。
「〇〇したらよかったのに」
「なぜ〇〇しなかったの?」
「〇〇した方が絶対良いと思うよ」
こういった問いかけも、アドバイスに含まれます。
まずは、このような問いかけをしないことを意識!
すると、対話相手の意外な変化が生まれるかもしれないですよ。
(松浦史典 ムラのミライ認定トレーナー)
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