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2019年9月20日金曜日

モノを入り口に、相手を知る

ある日の研修会場。
参加者同士で自己紹介も済ませ、最初の1時間半ほどが終わり、休憩時間となりました。
トイレに行って、席に戻ってきて、ちょっと手持無沙汰です。
隣の席のAさんに何か話しかけようかな・・・と、ふと見ると、Aさんの座っている机の上には、研修資料の他に、ペンケースと眼鏡ケースが出してあります。素材は異なりますが、どちらも色は赤だと気づきました。

私        ペンケースもメガネケースも赤なんですね。赤が好きなんですか?
Aさん    うーん、特に赤が好きということはないですね・・・
私        ・・・あ、そうなんですね・・・
(沈黙)

「二つも赤いグッズを持っているから、赤が好きなのに違いない」「持ち物を選ぶ時に、好みを優先して選ぶに違いない」という、私の思い込みが反映された質問です。結果、それらの思い込みは当たっておらず、どうも話は弾まずに終わってしまいました。

では、事実質問を使って「経緯を時系列でさかのぼる」ことをしてみましょう。

私        ペンケースもメガネケースも赤なんですね。このペンケースは、ご自身で買われたんですか?
Aさん    いえ、これは2年ほど前にプレゼントでもらったんです。
私        そうですか。

まずペンケースに対象を絞って、そのペンケースがAさんの元にやってきた経緯を聞きました。
そうすると、プレゼントでもらったという事実が出てきました。
いつ誰にプレゼントされたのかを聞いて行ってもいいですが、ここではまず、「Aさんのペンケースの歴史」の方を聞いてみることにします。

私        そうですか。その前は、別のペンケースをお使いでしたか?
Aさん    はい、十年以上、黒の革のペンケースを・・・結構良いやつです。それは今も自宅にあります。
(あ、という表情になって)そうそう、黒の方はとても気に入ってるんですけど、これ(赤いペンケース)をもらった時「せっかく頂いたんだし・・・」と思って、外出する時に一度使ってみたんです。
そしたら、カバンから取り出すとき、赤が目立って取り出しやすいなってことに気づいて・・・それ以来、意識して赤い小物をいくつか買いました。
このメガネケースもそうなんですよ・・・

「取り出しやすい色か~なるほどね!」と、自分も使えそうな知恵を手に入れることができました。

モノを入り口にして事実質問をする時、何度も買い替えてきた可能性がありそうなモノの場合は、この事例のように「今のコレ、の前に使っていたモノ」についても聞いてみます。
眼鏡、名刺入れ、ランニングシューズ、パソコンなど・・・替えることを検討し始めた時、決断した時、購入した(もらった/支給された)時、使い始めた時・・・それぞれ、いつ、誰と(どこで)、何を検討材料としたのか、あるいは替えることを余儀なくされたのか・・・使うモノを替えた時に、相手がどんな物事に影響されて、何を考えて替えたのか。
相手自身も忘れていたような、その人なりの工夫や発見を思い出すことにつながると楽しいですね。

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2019年2月12日火曜日

抽象論にさようなら ワイワイ話せる会議をつくる質問

先日、環境再生保全機構さんが主催されている「若手プロジェクトリーダー研修」に招いて頂き、1日講師&アドバイザーを務めてきました。これは、地球環境基金から助成金を受けて活動しているNGO/NPOの若手スタッフが年に数回集まり、様々なテーマに関する研修を受講することで、実施中のプロジェクトをさらにブラッシュアップしていこうというものです。

今回は「合意形成」というテーマで、6名の方々が参加されていました。
限られた時間内で私から何をお伝えできるだろう・・・と考え、「研修翌日以降、団体内外の誰かと話しをする具体的な一場面で、今までとは違うやり取りになる」可能性がある質問を、研修生おひとり一つ持ち帰ってもらえたらいいな・・・という目標を立てていました。

研修の中で、各自が抱えている合意形成に関する悩みを共有し、アドバイスをするというセッションがありました。
その中で、ある研修生から、こんな悩みが共有されました。
「何度も会議やワークショップをおこなって団体の今後の方針について話し合うが、どうも具体的な話になっていかない。ある人は“会員の満足度を重視すべき”と言うし、ある人は“もっと多様なステークホルダーを巻き込んでいきたい”と言うし・・・なかなか議論が収れんしない」

ふむふむ。
これって、NPOに限らず様々な会議や打ち合わせの「あるある」かもしれませんね。
みなさんなら、この抽象論を、どうやって具体的な話し合い=地上戦に持って行きますか?

真面目な研修や会議も、時に笑いながら…

メタファシリテーションでは、課題解決に携わる当事者(たち)の経験を大切に、やり取りを進めていきます。
上記のような状況なら
「この会員さんは満足度が高いな・・・と感じた時のことで、ぱっと思い出せるのが何かありますか?」
「最近、会員さんに満足してもらえたな~と実感したことがありましたか?」
といった質問をしながら、“会員の満足度”という一言がどんなことを指しているのかということをお互いの実体験をもとに共有していくかな、と思います。
NGO/NPOの活動って、「志のあるメンバーが、同じ活動目的に向かってがんばっている・・・」はず、という思い込みがままありますが、実は言葉ひとつとっても、思い浮かべている具体的な内容がまったくすれ違っている、ということが起こり得ます。
シンプルな質問で互いの実体験を出し合い、「そういえば、あの時・・・」「こんなことがあったよ」と、ワイワイ話せる会議になれば・・・参加メンバーの経験を出し合う中で、それぞれの大事にしていることがキラリと光り、「あぁそこを重視してるんだね」と共通認識を持てるかもしれませんよ!



宮下和佳 ムラのミライ専務理事)




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2018年11月20日火曜日

住民主体の地域づくりを生むコミュニケーション、基本の基本

わが自治体も、地域づくり、地域おこしに取り組もう!
市民との協働で・・・地域資源を活かして・・・と、がんばって開いた住民参加型ワークショップ。
いろいろなアイデアが出た挙句「あとは事務局に」と言われて、逆に役所の仕事が増えてるんですけど・・・なんてことも、あるとかないとか。

「この行政依存、何とかしたいよね」
・・・でも、いったい依存させているのは誰?どうすれば、その構造から抜け出せる?

コミュニケーションという観点から考えてみるために、以前にムラのミライがインドネシアで実施した研修での一コマをご紹介します。

2016年3月、インドネシアのロンボク島で研修が開かれました。
主催したのは、インドネシアのファシリテーター・ネットワーク。
以前にJICAプロジェクトを通じてメタファシリテーションを学び、インドネシア各地で実践しているマスターファシリテーター達が6年ぶりに大集合し、フォローアップを兼ねた指導者養成研修を自ら企画・実施したのでした。
講師はメタファシリテーションの生みの親=和田信明。研修参加者は、NGOや国際機関・行政など様々な組織で、あるいは独立コンサルタントとして、コミュニティ開発に携わるインドネシアのファシリテーターたちです。


初日、各自の近況をシェアした後、講師から参加者へのこんな質問から研修がスタートしました。
 

講師  村人が「定期的に貯蓄なんてできない。ビンボーだから」と言ってきた。何て答える?
参加者 「なぜですか?」
講師  ちがう!
参加者 「いちばんお金のかかる生活必需品は何ですか?」
講師  ちがーう!
参加者 「今日は何を買いましたか?」
講師  うーん、悪くないけど・・・ちがう!
・・・
参加者 「ビンボーって、どういう意味?」
講師  その通り!これ、6年前に教えたぞー。覚えてるか?
参加者一同 (異口同音に)ハイ、覚えてます!
講師  ウソついてるだろ!
(一同爆笑)

以前のプロジェクトを通じて既に和田からイジめられ・・・いえ鍛えられてきた参加者たち。ぐりぐりとイジめられるのが楽しくて仕方がない様子(笑)


講師  じゃあ、続き。「ビンボーって、どういう意味?」って聞いたら、相手が「お金が足りないってことよ」と答えた。次に何て質問する?
参加者 「いくら足りないの?」
講師  そう。こう聞くと、答えられないことが多い。で、たとえばこう言ったりする。「精米機が必要なんだけど、お金がなくて買えないのよ」。そしたら、何て聞く?
参加者 「収穫期はいつ?」
講師  ちがう。
参加者 「どこで精米するの?」
講師  ちがう。
参加者 「(その精米機は)いくらするの?」
講師  そう。知らなければ、それは単なる願望。知っていたなら次に「○○ルピア足りないって、どうやって(いつ)わかったの?」と、さらに聞いていくことができる。

講師  この場面で、ファシリテーターの担うべき役割は何だ?
参加者 情報を橋渡しすること。
参加者 精米機が必要かどうかをふりかえらせること。
参加者 リアリティを見ること。
参加者 相手に考えさせること。
講師 その通り。質問を重ねていくことで、相手を考えさせる。相手が「そういえば・・・」と考え始めた時、物事のイニシアティブは相手のものとなる。考えさせることができず、こちらから答えを提供してしまったら、相手はずっとイニシアティブをこちらに求めてしまうことになる。依存関係ができてしまう。

その後も、次々と参加者に質問をつきつける和田。果敢に答えようとする参加者。

いみじくも、”ファシリテーターの役割は、相手に考えさせること”という原則通り、研修は展開していったのでした。



宮下和佳 ムラのミライ専務理事)

ティータイムに「次はどうやってあいつらイジめようかな…」とほくそ笑む講師


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2018年5月1日火曜日

代表オンステージ!現場スタッフの声が聞きたい時は・・・

組織を対象とした支援に共通する場面として、代表者や設立者など、その組織の中心人物だけが話して、活動を担う現場スタッフの声がなかなか聞けない・・・というパターンがあります。そんな状況になった時も、あわてず騒がずメタファシリテーション方式の質問(事実質問)をすることで、それまで話していた方をさえぎることなく、うまーく話し手をスイッチすることができます。

もう何年も前のことですが、何人かのグループで、あるNPOにヒアリングをする機会がありました。話し手として出てきてくださったのは、代表理事と事務局長。お二人とも団体設立からずっと活動してきているので、たくさんお話が聞けそうだなと期待していました。

ところが、設立のきっかけ、めざすこと、団体の強み、今後の課題・・・ヒアリングに伺ったメンバーがどんなことを聞いても、スラスラと喋ってくれるのは代表理事。事務局長はその隣で、黙ってうつむいています。表情もよく見えません。まさに、「代表理事オンステージ」のワンマンショーになっていました。

うーん・・・ボスの見解を一通り聞いてもいいけど、それだけでは団体の今のリアルは見えてこないかも・・・「社長」だけじゃなくって、あなた(事務局長)の話も聞きたいのよ・・・と内心ジリジリしつつ、うまい入り口を探していました。

と、その時。

代表理事:うちの場合、ボランティアがいなくては活動が成り立たないのでね、登録してもらう時によく面談したり、色々と工夫してきてるんですよ。
私:それは素晴らしいですね。最近、新たに登録されたボランティアはいらっしゃいました?
代表理事:えーっと・・・(事務局長の方を向いて)どうだった?
事務局長:(初めて顔を上げて)あ、昨日、事務所にいらっしゃいました。
私:どなたが対応されたんですか?
事務局長:私です。
私:事務所にいらっしゃって、まず何をされたんですか?
事務局長:ボランティア登録の用紙があるので、それに記入してもらいました。
私:そういう用紙があるんですね。記入してもらってから、どんなお話から始めたんですか?
事務局長:はい、まず・・・

この後、実際に何をして、何を話して、その次に・・・という風に、その時の状況を具体的に質問し、事務局長さんがどんどん答えてくれたのでした。

事務局長さんが対応した直近のボランティア登録、というピンポイントのできごとが出てきたので、そこに絞って具体的な行動を聞くことで、質問の内容は「(その時対応した)事務局長さんしか答えられない質問」になりました。
もし、ここでピンポイントのできごとに絞らず「ボランティア対応の担当はどなたですか?手順はどうしていますか?工夫していることは?」という聞き方をしていたとしたら?
たぶん、引き続き代表の方が話し続けていたのではないかと思います。

代表理事オンステージ、村長オンステージ、自治会長オンステージ、先生オンステージ・・・世にあふれる「声の大きい人オンステージ」。そこからスッと抜け出して、別の人の眼から見えている風景をステージに乗っけたら・・・意外な風景が広がるかもしれませんね!

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)



ムラのミライの研修は「先生オンステージ」…ではありません



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2018年4月30日月曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年4月9日から4月13日

2018年4月9日(月)
午前中はアカツキのお二人と、福岡でのメタファシリテーション講座の開催予定や運営の仕組みについて打ち合わせ。AppearInというオンライン会議のシステムを紹介してくださったものの私がうまく動かせず、Facebookのグループ通話を使いました。

午後からは、こんどはムラのミライスタッフのミーティング。西宮にあるオフィス、京都・名古屋にそれぞれ在住のスタッフ自宅と3か所をSkypeでつないで実施。
こういうネット通話サービスのおかげで、遠方の人や団体との協働や在宅勤務がずいぶん楽にできるようになったなぁと思います。

データベースやファイル管理もクラウド化しているので、別の場所にいるスタッフとのやり取りにストレスがなくなっている一方、インターネットがダウンすると仕事にならない・・・というリスクもありますね。ネパールでギャネンドラ国王によるクーデターが起こった時、電話回線が遮断され、日本にいた私は現地の友人たちの安否にやきもきしたことを思い出しました。実際にあの時、ジャーナリストやNGOなどのアクティビストが何人も行方不明になったんですよね・・・インターネットはすごく便利だけれど、こういう不測の事態や災害で通信回線が遮断された時のことを想定しておく必要があるんだろうな、と思います。できてないけど・・・

2018年4月10日(火)
5月・6月に実施するセミナーや講座の会場予約をして、ムラのミライホームページに掲載。名古屋・東京・西宮での開催予定が出そろいました。

名古屋・西宮のセミナーはちらしも作成して、印刷手配。インターネットでの参加者募集だけでなく、ちらしも配布することで、今まで届いていなかった方にも情報をお届けできたらいいなあ。

2018年4月11日(水)
今日のランチタイムはトランジション西宮のタイさん&やおっちと十紀恵さんと一緒に韓国料理屋さんへ。ゴールデンウィーク前半にトランジション西宮GW映画祭という3日間イベントをやる中のひとつ、「ポバティーインク」上映&トークセッションの打ち合わせ。

https://www.facebook.com/events/212714926154577/

2018年4月12日(木)
今日から新インターンの埜村さんが出勤。今年2月にインドのフィールドワーク入門ツアーに参加してくれていたので、その時の様子を聞いたり。講師のひとり、インドのラマラジュさんはとてもかっこよくていい匂いがする、というコメントに、三時のお茶を吹きだしそうになりました・・・いや素敵なジェントルマンですけどね、確かに。

2018年4月13日(金)
再来週に東京で開催するメタファシリテーション入門セミナーCANPANの運営をお手伝いくださるボランティアを募集したら、即4名の方から応募が!他にも「今回は行けないけどまた声かけて」とメールをくださったり。うれしいなあ。

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年4月23日月曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年4月2日から4月6日


2018年4月2日(月)
朝からオフィス内を大掃除(というより、中掃除くらいかな?)。暖かいこの季節の方が掃除がツラくないという声があり、確かに。年末じゃなくていいかも、ですね。
1時半からは、ちょっと遅めのお食事会。スタッフのお祝いごとなので、近くのフレンチレストランLa petiteでコースランチ&スパークリングワインをゆっくりと堪能しつつおしゃべりに花を咲かせました。

2018年4月3日(火)
終日、オフィスで静かにお仕事。
先週土曜日の講座のお片付けやデータ更新、募集中の講座へのお申込み対応。
これから開催するメタファシリテーション講座(今月下旬の東京、来月下旬の宇都宮)の参加者募集を、いくつかのポータルサイトに掲載依頼。クチコミや検索流入もさることながら、テーマごとの情報が集約されているポータルサイトでムラのミライ(の講座)のことを知ってくださることも多くいらっしゃいます。掲載するサイトはいくつかありますが、特にCANPANSENSEI PortalPartnerには、欠かさず情報掲載をお願いしています。
作業を進めていくと・・・おや、JICAが運営しているPartnerが全面リニューアルされていました!・・・が、あれ?何かちょっと、操作性が・・・イマイチになったような・・・以前はHP上で情報入力・修整できたのが、Excelに入力したものを送るという形に変更されています。これ、修整したい時はどうするのかな?そして、以前は、過去に掲載した情報をコピー&修整して新規掲載することができて大変便利だったのですが、その機能がなくなっている!?うーん、うーん・・・ど、どうなん、これ。

2018年4月4日(水)
キャッシュフローをとりまとめてくれている美翔さんへ、担当している事業の第1四半期のお金の動きをお知らせ。零細NPOですので、資金繰りは注意深くチェックしておかないと、「あっ!給料日なのに、払うお金がない!」という恐ろしい事態になりかねないのです・・・トホホ。

お昼からは、セネガルプロジェクトに関する打ち合わせにSkype参加。プロジェクトに出張する和田さん中田さん香子さんが京都に集まって打ち合わせしているところに、オンラインで合流する形です。
あちこち脱線したり、ざっくりし過ぎたりする親方たちのトークを、ちゃんと引き戻して話を進める香子さんに感心(笑)

2018年4月5日(木)
今日の夜から名古屋でメタファシリテーション基礎講座の3回分割コースをする香子さん。いつも1日でやっている内容を3回にどう分けてます~?と聞かれたので、Skypeでシェアタイム。3回分割だと、「次の講座までにコレをやってきてくださいね~」と宿題を出して実践してきてもらえるのが(1日講座と比べて)とっても良いところ。より実践的に進めることができます。
昼食は近くの名店「長寿うどん つるかめ」で野菜天ぶっかけうどん。超コシのある麺がおいしいのです!
午後はブログを更新したり、Facebookページに投稿したり、次回のメルマガを下書きしたり。


2018年4月6日(金)
午前中、和田さんがオフィスへ。イランプロジェクトの契約書を印刷。業務計画書に興味津々でチラ見しつつ、メタファシリテーション講座をムラのミライ以外の団体が主催していく場合のルールづくりについて打ち合わせ。
お昼からいったん自宅に戻って、もろもろ用事を済ませたりした後、夕方5時過ぎに再び出勤。今日はメタファシリテーション入門セミナーです。2時間という限られた時間で実施するセミナーは、毎回、参加者に応じて内容を取捨選択しています。

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年4月10日火曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年3月26日から3月31日

2018年3月26日(月)
土曜に名古屋で開催したメタファシリテーション基礎講座の精算について、講師の松浦さんとやり取りし、参加者データを更新。講座参加者には5回にわたって復習用メールマガジンをお届けするので、その送信予約をしました。

そして、某テレビ番組の制作会社の方と電話打ち合わせ。このまま話が進めば、今年後半頃、セネガル駐在の綾乃さんへの取材が実現するかもしれません。楽しみです。
頭痛がひどくなってきて、午後はお休み。春はデトックスの季節で、いろいろ出ますね。昨年・一昨年はひどく夏バテしてやせてしまったので、今年は改善したいなと思っています。体調改善のために色々やってみての結論は、当たり前過ぎることなのですが、やはり栄養のバランスを取りつつシッカリ食べることと、適度に運動すること。プラス良い睡眠ですが、私の場合は短時間でもヨガを練習するとよく眠れるので、ポーズひとつでもふたつでも(あるいは呼吸法だけでも)毎日やろう~と思います。これで完璧!のハズ。

2018年3月27日(火)
昨日からの頭痛がまだおさまりきらず、午前中はお休みして自宅でゆっくり。
お昼から出勤して、Squareというカード決済システムの新規登録作業など。
Square導入後はタブレットなどでカード決済をすることができるようになるので、講座の参加費をカードでお支払い頂いたり、イベント時にその場でサポーター入会手続きをして頂いたり、ということが可能になります。便利だなぁ~。



2018年3月28日(水)
朝イチで松浦さん香子さんと、某企業からの相談対応の件でSkype打ち合わせ。「働き方改革」は誰のため?という話など。

その後、2017年度の事業報告書&2018年度事業計画書の担当部分の原稿を作成して、とりまとめてくれる香子さんにメール送信。分量は大したことないものの、締切り日の4月7日(土)よりも早めにできたので、妙な達成感が。普段いかにギリギリ星人か、ということの裏返しですね(笑)

2018年3月29日(木)
お休み。

2018年3月30日(金)
お昼に東京着で、大田福祉工場へ。お二人の利用者に1時間程度ずつお話を伺いました。その後、今後の研修について少し打ち合わせをして、終了。

夜は、官邸前の抗議行動にほんの少しですが足を運んできました。お仕事関係以外で霞が関に行ったのは初めて。桜がキレイに咲いている中、思い思いのアクションをとっている人たち。私はうろうろしつつ、たまにコールしたり、今後のアクションを考えたり。明日は1日講座なので、早めにホテルに戻りました。オープン間もないホテルだったので、チェックイン時に「オープン記念の粗品です」と言ってくださったドーナツを夜食にパクリ。

2018年3月31日(土)
終日、メタファシリテーション基礎講座。何と4名(!)も当日キャンセルの方がいらっしゃって一瞬ショックだったものの、始まると楽しくてあっという間。参加者は南米から何と昨日(!)帰国したばかりという方や、それぞれアフリカ・中米に駐在中で一時帰国中のNGOスタッフ、春休み中の先生、引っ越しを控えた助産師さん、次なるキャリア準備中の方々など、年度末のせいか、いつにも増して「これから/今後」にきっちり焦点をあてていらっしゃる参加者が多かったように思います。参加者の方たちと話すといつも「あー私も〇〇を頑張ろう」「××をそろそろ考えよう」など、いっぱい刺激をもらえて、ありがたいのでした。

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年4月2日月曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年3月19日から3月25日

2018年3月19日(月)
メタファシリテーション講座に関するお問い合わせへの対応、インターン応募への返信、インド研修に参加した方からのフィードバックにお礼・・・などなど、週末から今朝にかけて届いていたメールへの返信だけで、数時間。
その後、Techsoup利用に必要なNPOヒロバの登録を更新して、これでセネガルの綾乃さん用のMSオフィスのダウンロード準備完了!かな・・・??

2018年3月20日(火)
お休み

2018年3月21日(水)
午後から3時間、メタファシリテーション×医療の勉強会。
日本の医療費支出が膨らみ過ぎて、もうパンク寸前という話にショックを受けました。そして、実はその医療費支出の相当額が、処方されたけど使われていない薬や不要な検査や診療に使われているのでは・・・ということにも。

終了後は西宮北口のお好み焼き屋さんで夕食兼交流会。メタファシリテーションを以前から実践されている柔道整復師のNさんによる、すごい問診(観察→大まかな仮説→質問→仮説のブラッシュアップ・・・)を目の当たりにして、感動。こういう風に、その人の体の状態・体の使い方・生活の中での動き方を総合的にチェックして改善策を一緒に考えてくださる方がいれば、今日は内科、来週は整形外科・・・というような病院ジプシーにならなくていいのでは?と思いました。

交流会で

2018年3月22日(木)
十紀恵さんと来年度のスケジュール調整やら雇用関連の規定や契約内容の見直しについて打合せ。雇用主と労働者、という非対称の関係性を前提にした「労使協定」等々って、実態と微妙にズレてるんだよね・・・規定は割とちゃんと整備してあるけど形骸化してるものもあるよね・・・という話など。実態はワーカーズコレクティブに近い意思決定でもあるし、そうはいっても理事会が経営者という立場ではあるし、このへん整理しないとね、と。

その後、昨日の勉強会の記録をまとめて、講師の平野さんに確認のお願い(と昨日のお礼)メール。

2018年3月23日(金)
午前中はお休み。
午後に出勤し、明日名古屋で開催するメタファシリテーション基礎講座の参加者リストを更新し、講師の松浦さんにメール送信。今回の参加者は7名。首都圏以外の開催ではなかなか定員12名満員になりませんが、回を重ねるごとに、少しずつ増えてきています。

4時からはインターン希望の方と面談。2月上旬に開催したプレ・フィールドワーク・セミナーに参加してくださっていた、神戸外大のKさん。4月からインターンとして来てくださることになりました。これで、4月から活動予定のインターン生はお二人が決定。

2018年3月27日火曜日

メタファシリテーションって、難しいですか?

メタファシリテーションとは」の説明を見てみると、「ファシリテートする側が当事者に対して事実のみを質問していくことによって、当事者が思い込みに囚われることなく自分の状態を正確に捉え、そのことによって自分の経験知から・・・」等々、説明や定義が書いてあります。
これだけ読むと「何か小難しいなぁ~ちょっと大変そう」と思われるかもしれません。でも、とりあえずやってみる、すると・・・というエピソードをご紹介します。

ムラのミライのオフィスでは、職員や理事の他に、インターン生がお仕事しています。NPOの実務にふれたい、メタファシリテーションを学びたい、といった様々な動機を持った方が毎年数名、インターン生としてムラのミライの活動を担ってくれているのです。
インターン生は活動を始めてからできるだけ早い段階でメタファシリテーション講座に参加しますので(インターン生はもちろん無料!)、メタファシリテーションってどういう手法で、どんなふうに使うものなのかという基礎は学んでいます。

ある日のランチタイムのできごとです。
当時インターン生だった大学院生のSさんが、買ってきたおかずをいそいそとパッケージから出していました。(ムラのミライでは、ご飯とお味噌汁はオフィスで用意していますので、おかずだけ持って来るか買って来るかします。)

私:あれ、また唐揚げ?ほんま好きやなー
Sさん:唐揚げ大好きなんですよねー
私:毎日のように食べてるんちゃう?
Sさん:いやーさすがに毎日ってことはないですよ(笑)
私:そーお?じゃあ、「事実質問」してみよっか(笑)?
(*事実質問というのは、メタファシリテーションの基本となる質問方法です)
Sさん:(笑)いいですよ!
私:今日は、ここに来るまでに何か食べましたか?
Sさん:今朝、〇〇と××を食べました。
私:昨日は、朝起きてから、何か食べましたか?
Sさん:寝坊してしまったので、何も食べずに急いで大学に行って・・・あ、研究室で食べようと思って、コンビニに入って・・・唐揚げ買いましたね、そういえば
(その後の食べたものも聞いていきましたが、そのやり取りは、ここでは省略します)
私:一昨日は、朝起きてから、何か食べましたか?
Sさん:一昨日は、朝は自宅で〇〇を食べて、そのあと大学に行って、お昼過ぎに学食で・・・学食で・・・唐揚げ定食・・・(爆笑)
私・他のインターン・職員:(爆笑)

その場にいる全員が「毎日食べてたーーーーー」と言いながらお腹が痛くなるほど爆笑したという、とっても些細ですが楽しい一瞬でした。
Sさんは、ぱっと見た印象は「おしゃれでスマートなお姉さん」ですが、笑うと顔も笑い声も超チャーミングで、周りも笑顔になる人。今もこのエピソードを思い出すたびに、Sさんの笑顔を思い浮かべて楽しくなります。

このやり取りでは、特に課題分析なんて考えず、「事実質問」というメタファシリテーションの基本的なスキルを知っている者の間で、単純に事実を聞く・答えるということをしただけでした。
でも、本人も思いがけない事実が出てきて、それがとっても面白かった。

「〇〇ですよ(と認識しています)」「そうですか」という空中戦のやり取りをせず、事実を本人と一緒に発見していく。単純なことなのですが、それだけで、「えーそうだったのか!」という発見の瞬間が生まれます。発見の喜びが生まれます。

この「発見の喜び」は素朴なんですがとても大きくて、今回のエピソードのように爆笑を生むこともしばしば。ムラのミライの関係者が活動現場やオフィスでよく大笑いしているのは、別にふざけているからというわけではないのです!たぶん・・・

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)




★ムラのミライ インターン募集

プロジェクト報告会の開場前も、こんな感じで談笑




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2018年3月26日月曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年3月12日から3月18日

2018年3月12日(月)
おとなりのテーブルで決算準備コワーキング勉強会をしているのを何となく聞きつつ、ひたすらお休み中のメール返信と、講座への参加申込者のデータ登録。あっという間にランチタイムになり、洋食屋さんへ。ハンバーグ・メンチカツ・エビフライがちょっとずつ食べられるランチセットを食べて満腹です。食べながら、勉強会参加者の坪田さんの所属団体しゃらくの活動についてもお聞きできて、良かった。
昼からは、2件のSkype打ち合わせ。まず香子さんと細々した打ち合わせを2時から。地域おこし協力隊を対象としたメタファシリテーション研修やら、サービスラーニングをテーマとした研究会との協働やら、栃木(宇都宮)での入門セミナー開催やら、今までに種まきしてきた企画が次々と芽吹いてきて、うれしい・・・のですが、一方でスケジュール調整が徐々にキツくなってきてます(汗)。

その後、平野さん・康子さんと医療×メタファシ勉強会の打合せを3時過ぎから。
医療×メタファシ勉強会は参加希望が11名となり、スタッフの参加も含めると、オフィスはぎゅうぎゅうになる見こみ。平野さんにどんなお話を伺おうかという作戦会議の筈が、途中、原・宮下が平野さんの医療×メタファシ実践による発見を色々と聞いて、ほほーーーっと感嘆するという展開に。きっと勉強会当日も盛り上がるでしょう~。3時間で足りるかな・・・

2018年3月13日(火)
香子さんから届いたブログ記事を予約投稿。毎度ながら面白い。今回は、フィールドワークでのインタビュー時にやっちまいがちな、「なんかブツギリになって、話がもひとつ展開しないんですけど」状態のことがテーマです。ほんと、うちのブログ記事、何よりも私にとって勉強になるわ~。

そうこうするうち、きのう平野さんからご指摘のあった「メタファシリテーションとは何か、という定義がどこにも(書籍にもHPにも)掲載されてない(ので学会発表時に引用できなくて困ります)」問題に対して、和田さんから定義テキストが届きました。メタファシリテーション手法を和田さんと一緒に体系化してきた中田さんも絶賛の、的確かつ網羅された定義。これをHPに掲載することにします。

主催講座へのお問い合わせに返信したり、講座に参加された企業の方からのコンサル依頼が松浦さんに来ている件で相談をしたりしているうちに夕方。
5時前に早上がりして、近畿財務局前&大阪府庁前での森友問題に関するアクションに参加しました。学生ぽいオシャレな若者、会社帰りかなという感じの方たち、素敵な着物姿のマダムなど、想像以上に多様な人たちが来ていました。

2018年3月14日(水)
沖縄の名護で実施している研修の四半期報告書を作成。先週からちょっとずつとりまとめてきた支出報告書&レシート類もチェックして、まずはメールで提出。年度末なので、通常の四半期報告よりも1か月以上早く出さないといけないのです。電卓を片手にチェックして、あとはバス代の領収証が届くのを待つばかり。

医療×メタファシリテーション勉強会の参加希望者が10数名となり、スタッフも合わせるとムラのミライオフィスには入りきらない~ということで、急きょ会場探し。西宮市民交流センターの、ちょうどいい大きさのお部屋がいっぱいで、大きすぎるけどホールをお借りすることに。ま、まぁ、大は小を兼ねるということで・・・。

仕事の合間に、オフィスから徒歩3分の西宮税務署に行き、ぶじ確定申告書類を提出。ついでに、ささやかな税務署前アクションもしてきました。麻生さんが「(税務署にも抗議がいってるって言われるけど)全国何百カ所のうちの10数か所でしょ」と発言したのを受けて、「#全国で怒ってますけど何か」というハッシュタグで津々浦々の税務署で意思表示するというもの。私が紙を固定するのにちょっと苦労してたりスマホで写真撮ったりしてるのを、ちょっとニコッとしながらチラ見してる人が何人かいて、何となく楽しくなりました。

夜7時からはオフィスでメタファシリテーション入門セミナー。本日の参加者は4名でした。対話の練習をする中で、ご自身の今までの話し方に気づき、「今度からはこうしようか・・・」と自ら考え始める様子には、いつもちょっとした感動を覚えます。

2018年3月15日(木)
午前中は細々としたメール返信をひとつひとつした後、例の「メタファシリテーションとは」定義をHPに掲載し、平野さんやスタッフにお知らせしました。
午後はお休みして、ちょっとお出かけ・・・の後に、医療×メタファシリテーション勉強会の会場申し込みと、勉強会後の交流会のお店(お好み焼き!)予約に行って、それから再びオフィスへと。理事会です。
年度末この時期の理事会は、今年度の活動報告、決算見込の報告、それから来年度の計画・予算・・・と、もりだくさん。Skype接続がイマイチだったので、チャットで補足しつつ。

2018年3月16日(金)
今日はランチをはさんで、セネガルのプロジェクト地で和田さんが村の人に研修している様子を撮った映像を見る会をしました。これから編集作業をして、最終的には活動現場でメタファシリテーション方式のやり取りをしている様子がわかる短い動画教材としてまとめる予定。なのですが、なにしろフランス語なので私にはさっぱりわからず・・・和田さんに解説して頂きながら、今日は「この部分が使えそう」「今度はこういう素材も撮影してもらおう」という感触がつかめたので、良かったかな。
みなさんが帰った後は、そのセネガルにひとり駐在している綾乃さんから、MSオフィスを再インストールしないといけなくなった(けどプロダクトキーが入らない!)というSOSへの対応。
夕方は、インターン募集情報をいくつかのポータルサイトに掲載。



宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年3月19日月曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年3月4日から3月11日

2018年3月4日(日)
今日は終日、メタファシリテーション基礎講座。会場は幡ヶ谷にあるJICA東京で、大きな窓から大木が茂っているのがよく見える、なかなか素敵なセミナールームです。
開始前、お隣のセミナールームの表示を見ると、以前に講座に参加してくださり、このJICA東京を借りられるという情報を教えてくださったYさんが活動されている団体の名前が。「お会いできるかな?」と思っていたら、やはり来られて、お話することができました。とても良い会場を教えてくださったお礼を直接言えて良かった。

今日の講座には、親子3人で参加されている方もいて、最年少受講者=高校2年生!お友達と進路の話をするとき、どんな事実質問をしたらお友達のストーリーが生き生きと出現するか・・・というシミュレーションをしてくれました。こんな風にお友達同士で話をしながら、進路を熟考するのを互いに手伝えたらいいですよね。

2018年3月5日(月)
昨年の終わりごろから何度かスタッフ勉強会にお邪魔している、大田福祉工場へ。工場内のいろんな部署を順々に見学しつつ、様々な利用者の方々にお話を聞かせてもらうことができました。今後の進め方を打ち合わせた後、羽田へ。
強風で欠航の恐れがあるため無料で早い便に振り替え可能となり、予定より早い便で関西に戻ってきました。

2018年3月7日(水)
朝9時半の定時に出勤し、メールの返信などをしているうちに、10時半。福岡のアカツキの方々とSkype打ち合わせの約束をしている時間です。今まで年1回ペースで福岡でメタファシリテーション基礎講座・入門セミナーを実施してきましたが、そこからステップアップして、福岡+周辺でメタファシリテーションを実践していくコミュニティをつくっていくため、どんな講座の組み立てをしましょうか・・・という話。
「(メタファシリテーション技術の定着度合を自身で確認できる)スモール・ステップを提示するといいのでは?」とか、「あえて分野を絞り込まずに基礎講座をおこなう場合、参加者は、自分とは違う分野の事例を聞きながら、ある意味遠回りして考えることになる。でも、その”時間がかかる”という経験は意味がある(状況分析・課題解決といったプロセスは時間がかかるものであることの体験)」とか、とても示唆に富む指摘・提案をして頂けて、何かトクした感のある打ち合わせでした。

Skype打ち合わせ終わりごろに、先週末にイラン出張から戻ってきた中田さんがオフィスへ。「これ契約書。読んでおいて!」と渡された書類を見て、笑ってしまっている十紀恵さん。なに笑ってるんだろう・・・と思ってのぞきこんだら、中身はぜんぶペルシャ語。「どっちが上かもわかりません(笑)」たしかに・・・
2018年3月8日(木)から11日(日)
木曜から日曜まで4連休。前半は和歌山のきのくに子どもの村学園の見学会に行って感激したし、確定申告用の書類もできあがったし、住んでいるマンションの集会室の利用方法についても問い合わせて使えそうとわかったし(ヨガクラスとかしようかな~と目論み中)・・・とまあまあ生産的(?)に過ごし、後半は森友学園の口利き&公文書改ざん事件に呆れ果てつつダラダラと過ごしました~。「シークレット・マン」というウォーターゲート事件の内部告発者(FBI副長官!)を描いた、タイムリーすぎる映画も見てきました。


宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年3月6日火曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年2月26日から3月4日

メタファシリテーションブログの隠れコンテンツ的に、手法とは関係してたりしてなかったりする、スタッフの日誌を連載してみることにしました。(いつまで続くやら・・・)

2018年2月26日(月)
今度の日曜に東京で開催するメタファシリテーション基礎講座、12人目のお申込みメールが来ていたので、登録&返信。これで満席!キャンセルがないといいのですが・・・これから当日までにキャンセル待ちの申し込みもあるかもしれないので「キャンセルの場合はお手数ですがご連絡ください」の一文を添えて、参加申し込みの方々へリマインドメールの送信予約。

決算をスムースに進めるために、アドバイザーを招いての一日コワーキング勉強会(ほかのNPOの方々といっしょに決算準備を学ぶ会)を美翔さんが企画してくれて、3月12日に開催することに。こういう風に、作業も学びも小さな範囲であってもシェアするのは、なかなかいいかも。昨日のお休みはトランジション西宮味噌づくりワークショップに参加したのだけど、お味噌とかお節料理とか、核家族でやるのは結構たいへん。何軒かで一緒にやれると、すごくラクだし楽しい(ダブル「楽」!)。お節料理、いつも実家と我が家の2軒分を母と私とでつくっているけど、そろそろちょっとしんどくなってきたから、ご近所と集まってやれる方式に変えようかな~と思ったり。NPOとか職場の作業も、同じ発想で共有・シェアできることは多々あるような気がします。これから意識して探してみよう。

2018年2月27日(火)
セネガル駐在の綾乃さんからブログ原稿が届いていたので、さっそくアップ。記事を2本送ってくださったので、それだけでホクホク。綾乃さんがセネガルのカウンターパート事務所の浸水について事実質問してみた記事が面白い!
その後、次の活動報告ニュースレターの原稿が最後の一人になっているので、さすがに書かねば・・・と、構成をやっと最終化して、書き始める。終わらないうちにお昼休みに・・・トホホ。
お昼からは事務所+Skypeでスタッフミーティングを1時間少々。香子さんが安室奈美恵ラストライヴのチケットを当てたとのことで、その日程をはずして総会を開催することが決まりました(笑)重要、重要。
その後は講座申し込みへの返信や、医療×メタファシリテーション勉強会の日程調整など。
夕方5時(セネガルは朝8時)から、セネガルの綾乃さんと、日本の香子さん・十紀恵さんとSkype会議。セネガル案件まわりの来年度のスケジュールなどを打ち合わせ。遠く離れているので、声を聞くだけでも安心しますね。

2018年2月28日(水)
午前中、ニュースレターの原稿続き。昨日の構成だと与えられた分量の3倍くらいになってしまうので、分けて書くことに。編集長=事務局長の十紀恵さんに連載(笑)の許可を頂いて、構成し直し。だいぶ迷ったけど、今回は「いきあたりばったりで変化してきた私たち」という部分をメインに書くことにしました。
途中、医療×メタファシリテーション勉強会の開催日時調整。3月21日の祝日になりました。青森でメタファシリテーションを実践&普及してくださっている平野さんをお招きして、経験共有して頂きます。当日は看護師や柔道整復師としてメタファシリテーションを使っている方たちにも参加して頂けそうなので、かなり濃いやり取りになるのかも!楽しみです~。
お昼からは、次の日曜に東京で開催する基礎講座用の資料や販売書籍をパッキングして、明日発送できるように準備。どうしてもランチ後はちょっとぼーっとするので(見た目はいつもぼーっとしていますが)、カラダを動かすお仕事がいいです。こんどの講座は定員12名が満員御礼。でも満員だからといって本がたくさん売れるとは限らないのです、これが。思いがけずたくさん売れた時の素朴な喜びはけっこう大きくて、自分でも笑ってしまいます。
今日は3時半にお仕事を終わって、いつものヘアサロンへ。阪神西宮駅近くのtetenorさん。久々に、お猿さんぐらいのベリーショートにしてみました。

2018年3月1日(木)
ニュースレターの原稿をいちおう終了。
日時が決まった医療×メタファシリテーション勉強会の案内を送り、年末に行った講師派遣の請求書を郵送し、主催講座の参加申し込みに返信・名簿登録し・・・と、こまごました作業をひとつひとつ。
月曜からこっち、顔の左半分に炎症=左目に腫れ、鼻・唇に吹き出物が出ているので調べたら、マクロビ的には極陰になっていると、左側にそういう症状が出ると書いてる人が何名か。そういえば最近、ほぼ毎日のように甘いものを食べてたし、コーヒー(私の場合は必ず牛乳入り)も毎日2杯以上飲んでたかも・・・冷えたかなあ。春のデトックスシーズンでもあるし、しばらくは砂糖・カフェイン・乳製品は控えめにするか。と思った瞬間、コーヒーが飲みたくなる(笑)一日1杯まではいいことにしようか・・・と思ったりしたけど、今日は飲まずに終わりました。よしよし。

2018年3月2日(金)
医療×メタファシリテーション勉強会の案内を出した看護師さん・柔道整復師さん・お医者さんたちから続々と参加希望の返信が来ているので、それぞれ返信。内容に関するご相談メールを平野さんに送ったり、講師依頼書を作成&郵送したり。勉強会当日、講師・参加者一同で夜ご飯に行こう、どこに行こうか・・・という相談をランチタイムに十紀恵さんと話し、韓国料理かスペイン料理という案が。あれっ講師は辛いのがダメなんではなかったかな・・・確認しないと、とか。
お昼からは、バングラデシュのチッタゴンからの視察旅行をアレンジしている旅行会社の方が来訪。最後の方はぶっちゃけトークになり、なかなか面白かったです。

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年2月13日火曜日

忙しいと言い訳するNPO職員をやる気にさせる方法

先日、NPOを支援するサービスの立ち上げをされている方がムラのミライのオフィスを訪ねてくださいました。
サービスの説明をしてくださる前に、ムラのミライの活動や運営について色々と聞いてくださったので「関心を持ってくださっているんだな」とうれしく、あれこれとお答えしていました。
団体の概要をある程度聞かれたあと、話題はファンドレイジング(資金調達)関連のことに。NPOの資金調達を後押しするようなサービスを展開していかれる会社の方でしたので、いちばん関心のあるところなのだと思います。

Aさん(訪問してくださった方):ムラのミライさんの寄付者層はどういう方が多いんですか?
私:うーん・・・どうだろう・・・さいきん全然、寄付者の分析ができていないんですよね。
Aさん:年代とか、男女とか、だいたいどんな感じですか?
私:そうですねえ・・・古くからの支援者の方は割と60代以上の方が多くて、ここ数年で新たに支援し始めてくださっている方々は、30代~50代もいらっしゃるかな・・・いやあ、でも、ちゃんと分析していないので、あやふやです。分析しないとなあ、とは思ってるんですけどね・・・
Aさん:分析は大事ですよね。
私:はい。認定ファンドレイザーの勉強とかで、分析方法は学んだんですけど・・・
Aさん:えっ宮下さん、認定ファンドレイザーお持ちなんですか?すごいじゃないですか。
私:あー・・・資格だけ持ってて全然ちゃんとファンドレイズできていないので、あんまり言わないようにしてるんです(苦笑)ほんとお恥ずかしい・・・

言い訳する私(写真はイメージですw 記事にある場面ではありません)


メタファシリテーションは、質問することを通して、質問に答えている人が自ら状況を分析し、課題発見・解決のために動き出していくことを促すというものです。質問を組み立てる上で重要なのは、質問に答える立場に立った時、どんな質問をされたら答えやすいだろう、やる気が出るだろう、ということ。
今回、ヒアリングされる立場になったのを幸い、その間の自分の心の動きを観察してみました。上記の短いやり取り中に起こった私の心の動きを、以下、【】内に記してみます。

Aさん(訪問してくださった方):ムラのミライさんの寄付者層はどういう方が多いんですか?
私:【キター!ざっくり質問!いやでも、せっかく聞いてくださっているんだし、ちゃんと情報提供しないと・・・でも寄付者のデータを属性別に集計してみたりとか、さいきん全然してないねんなあ】うーん・・・どうだろう・・・さいきん全然、寄付者の分析ができていないんですよね。【せっかく聞いてくれてるのに、お答えできなくてごめんなさい】
Aさん:年代とか、男女とか、だいたいどんな感じですか?
私:【何とかお答えできるかなあ】そうですねえ・・・古くからの支援者の方は割と60代以上の方が多くて、ここ数年で新たに支援し始めてくださっている方々は、30代~50代もいらっしゃるかな・・・いやあ、でも、ちゃんと分析していないので、あやふやです。分析しないとなあ、とは思ってるんですけどね・・・【でも、やってない・・ホントに必要だと思ってたらやるよなあ・・・怠けてるんだよね、結局わたし】
Aさん:分析は大事ですよね。
私:はい。【そうですよ、大事だとわかってますよ私だって】認定ファンドレイザーの勉強とかで、分析方法は学んだんですけど・・・【でも時間なくて使えてないですけど。いろんな分析方法を教えてくださった講師のみなさんごめんなさい】
Aさん:えっ宮下さん、認定ファンドレイザーお持ちなんですか?すごいじゃないですか。
私:【試験勉強が妙に効率よいだけだと思うわ。せっかくの資格を役立ててへんよなあ】あー・・・資格だけ持ってて全然ちゃんとファンドレイズできていないので、あんまり言わないようにしてるんです(苦笑)ほんとお恥ずかしい・・・【ううう、つらくなってきた・・・全然なんの参考にもならへん会話でごめんなさい・・・早く次の話題にならへんかなあ】

Aさんが良かれと思って色々と聞いてくださっているのに、私ときたら勝手に自己嫌悪(怠けて支援者分析やれてないワタシ)・逆ギレ(分析は大事だってわかってるよ私だって)・言い訳(じっくり分析してる時間ないねん忙しいから)しまくった挙句、このテーマの会話自体から逃避しようとする始末。
書いていて恥ずかしくなるほどです。
この後、話題は別の方面に流れていって、面談は和やかな雰囲気のまま終えることができたのですが、自分の心の動きが面白かったので、「どう質問したら、違う展開になったかな?」と、自分で自分に質問してみることにしました。

質問する私:支援者の分析をしてみたことはありますか?
質問される私:ありますよ。けっこう前ですけど。
質問する私:いちばん最近、いつ分析したか覚えていますか?
質問される私:えーっと、ちゃんと支援者全体の集計をしてみたのは・・・私がインド駐在から戻って日本の事務所で働き始めた直後にやったのは覚えてますね・・・ということは、もうかれこれ5・6年前になりますね。【うわあ、ということは5~6年もちゃんと分析していないんやなあ。あの頃はまだフレッシュだった(遠い目)】
質問する私:どんな分析をしましたか?今もその時のデータは残っています?
質問される私:データは・・・【ああ、パソコンの〇〇というフォルダに保存してある筈】はい、ありますね。細かくは覚えてないですけど、よく印象に残っているのは、年末募金の金額の分布を集計したものです。
質問する私:へー、募金額を調べたんですか!
質問される私:【データベースを整理する前だったから大変やったなあ・・・そういえば、あの時と比べて、今はデータが整理されているからやりやすい筈】はい、募金額がいくらからいくらの方が何名・・・という風に集計したら、数名、寄付額の大きな寄付者の方がいらっしゃったんです。【〇〇さんとか、★★さんとか・・・】でもその方々に通常のお礼状以外のことは何もコミュニケーションを取っていないということがわかったので、お手紙やお礼のお電話などをしました。そしたら、何名かの方は翌年以降もご寄付くださるようになったんですよ~。【ほんと良かったなあ。でも途切れてる方もいるような気がする・・・最近やり取りしてたっけ】
質問する私:それは良かったですねえ!
質問される私:あの時に気づいてやり取りをしなければ、1回きりになってしまった方もいたかもしれませんね・・・【この5~6年の間に、継続してご支援頂ける可能性があった方を何人もそのままにしていたかも・・・】

という風になり、自分でも思いがけず、「よっしゃ、ここはひとつ、久々に支援者分析してみよう!支援者とのやり取り履歴も確認しよう!」という気になったのでした。

自分がちょっとマズいなと思ってることを聞かれると、(質問者側には責めているつもりはまったくないのに)どんどん自分で自分を責めてしまい、ツラくなる。でも「そういえば・・・」と自分の経験をちゃんと思いだしてみたら、やれていたことがわかって、ちょっと明るくなる。さらには、やってみて良かったことを自ら思いだし、今度はより良くできるんじゃないかと思い始めて「やってみようかな」という動機づけになる。
こういう「質問される側」の心の動きに、改めて気づいたのでした。

そして、これから心を入れ替えて、ファンドレイジングをがんばってみようと(やっと)思えました。
ああ、こんなことなら、もっと早く自分にメタファシリテーションしておけばよかった(笑)
今後わたしから寄付や支援の依頼をされる皆さま、「あー宮下さん、自分で自分の動機を見つけてがんばってるな」と、温かい目で見守ってください。そしてご支援よろしくお願いいたします!


(宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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