2018年4月30日月曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年4月9日から4月13日

2018年4月9日(月)
午前中はアカツキのお二人と、福岡でのメタファシリテーション講座の開催予定や運営の仕組みについて打ち合わせ。AppearInというオンライン会議のシステムを紹介してくださったものの私がうまく動かせず、Facebookのグループ通話を使いました。

午後からは、こんどはムラのミライスタッフのミーティング。西宮にあるオフィス、京都・名古屋にそれぞれ在住のスタッフ自宅と3か所をSkypeでつないで実施。
こういうネット通話サービスのおかげで、遠方の人や団体との協働や在宅勤務がずいぶん楽にできるようになったなぁと思います。

データベースやファイル管理もクラウド化しているので、別の場所にいるスタッフとのやり取りにストレスがなくなっている一方、インターネットがダウンすると仕事にならない・・・というリスクもありますね。ネパールでギャネンドラ国王によるクーデターが起こった時、電話回線が遮断され、日本にいた私は現地の友人たちの安否にやきもきしたことを思い出しました。実際にあの時、ジャーナリストやNGOなどのアクティビストが何人も行方不明になったんですよね・・・インターネットはすごく便利だけれど、こういう不測の事態や災害で通信回線が遮断された時のことを想定しておく必要があるんだろうな、と思います。できてないけど・・・

2018年4月10日(火)
5月・6月に実施するセミナーや講座の会場予約をして、ムラのミライホームページに掲載。名古屋・東京・西宮での開催予定が出そろいました。

名古屋・西宮のセミナーはちらしも作成して、印刷手配。インターネットでの参加者募集だけでなく、ちらしも配布することで、今まで届いていなかった方にも情報をお届けできたらいいなあ。

2018年4月11日(水)
今日のランチタイムはトランジション西宮のタイさん&やおっちと十紀恵さんと一緒に韓国料理屋さんへ。ゴールデンウィーク前半にトランジション西宮GW映画祭という3日間イベントをやる中のひとつ、「ポバティーインク」上映&トークセッションの打ち合わせ。

https://www.facebook.com/events/212714926154577/

2018年4月12日(木)
今日から新インターンの埜村さんが出勤。今年2月にインドのフィールドワーク入門ツアーに参加してくれていたので、その時の様子を聞いたり。講師のひとり、インドのラマラジュさんはとてもかっこよくていい匂いがする、というコメントに、三時のお茶を吹きだしそうになりました・・・いや素敵なジェントルマンですけどね、確かに。

2018年4月13日(金)
再来週に東京で開催するメタファシリテーション入門セミナーCANPANの運営をお手伝いくださるボランティアを募集したら、即4名の方から応募が!他にも「今回は行けないけどまた声かけて」とメールをくださったり。うれしいなあ。

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年4月24日火曜日

夫との対話と子育てが楽しくなるヒント


私は40歳手前でこどもがやってきた高齢出産の母です。それまでに好きなことをしてきて、何かあれば「助けてあげるよ」という友人たちに囲まれての出産だったので、産後は社会的喪失感や孤独感を感じることも少なく、わりと緩やかに過ごせたほうかもしれません。
ただ、お産が希望していたもの(助産院での自然なお産)とは天と地ほど離れたもの(緊急帝王切開)になったので、それを受容する過程で家族や友人に気持ちを伝えるのが難しくて苦労しました。

完全ワンオペからギリギリセーフの子育て環境

子育ての環境はというと、1.夫は妊娠中から単身赴任で月に1、2度帰宅、2.私はフリーのヨガインストラクターとして産後二カ月から仕事復帰、3.実母が週1手伝いに来てくれる、4.相談できる、頼れる友人がいる、5.一度落ちた
ものの長女(今は、4才)は無事保育園に入園
ということで、完全ワンオペからギリギリセーフという状況だと思います。

そんななか、それはもうかわいい、かわいいと育てた娘が2歳半になった頃、自我に芽生えた娘との衝突が始まりました。
それまでは「ワーイ歩けたね」「ワーイ話せたね」「ワーイ一人で○○出来たね」と褒めることしかなかったのに、いつの間にやら「どうしてこんなことするの?」と言うことが増えてきました。
「あれ?こないだまでめちゃくちゃ可愛かったのになぜ?」なんて思ったりして、「あーそうか私の思い通りになる時期(そもそもそんな「思い通りになる時期」などないはずなのに…)はもう過ぎたのか」と気付いたのです。

4才の娘をひとりの個人として尊重したいのに…

意思がハッキリしていて、すべての行動に彼女の思いがあると言うこと、彼女には彼女のこだわりがあると分かっていても、言葉もつたない娘の思いが私には分かりません。
産後のゆっくり仕事復帰から、レッスン数も徐々に増え、忙しくなってきたと同時に、転園という出来事がありました。全く余裕のない私は娘に対して毎日イライラしていました。
「ひとりの尊厳ある個人として、娘と付き合っていかないといけない」と頭では分かっていても、なかなか上手くいかないと悩んでいました。そんなとき、ムラのミライの講座*に出会い、講座で習った対話を娘に実践したところ、だんだん幼い彼女の頭の中がのぞけるような気がし始めました。

「保育園どうだった?」と聞くのを止めてみた!

転園後、お友だちの輪に入っていけない娘の後ろ姿を見送りながら、心の中で応援することしか出来なくて涙していた以前の私。しかし、講座の後、今まで「保育所どうだった?」と質問していたのを、「今日は園庭で遊んだの?」と質問をちょっと変えただけで、娘との話が弾むようになりました。
「今日は、園庭で遊んだ!その時になあ、○○ちゃんがこんなこと言ってなあ。みんなで大笑いしてん。ガハハハ(思い出してまた笑う娘)〜。オモシロイやろ?で、そのあと手を洗って、ランチルームでご飯食べた。ホントは、まだ遊びたかったけどさあ…」などなど、娘から話がどんどん出てくるのです。それはまるで、その日に保育園であった出来事が、浮かび上がってくるようでした。私が嬉しそうに聞いているので、もっと話したくなるようです。

明日着る服は寝る前に用意できる対話

こんなこともありました。今まで、朝起きてから、その日に着る服を決めるのに、娘はとてもとても時間がかかり、私と娘は毎朝ケンカをしていました。彼女は、朝起きてから出かけるまでに何回も服を着替えるのです。押し問答の結果、最後には「なんでもいいから着なさいっ!」と無理矢理着せて、自転車に乗せて保育園へ送って行くというパターンでした。

これではいけない、とある日ゆっくりと時間をかけて娘に「着たい服」「着たくない服」「好きな組み合わせ」を細かく事実で聞いてみることにしました。
「この洋服を着たくないのは、キツいから?」、「丈が短いから?」、「色が嫌いだから?」、「この洋服が着たいのは、触り心地が良いから?」、「ハートマークがついてるから?」というように。
具体的に彼女が言い表せなかったかもしれない言葉を並べて聞いてみると、「そんな感じかな〜」と思う言葉を選んで、私に教えてくれました。
今は服を自分で選んで、納得してから布団に入り、朝起きたらすぐに自分で着替えてくれるようになり、毎朝のケンカがなくなり、平和になりました。

「私のことを理解しよう」としてくれるのが伝わってくる夫の質問

実は夫も私と一緒に講座を受けました。講座の帰り道、お店でご飯を食べているとき、今まで私の仕事について曖昧な質問しかしてこなかった夫が「今はa littleの会員さん*何人いるの?」「ヨガのファミリークラスは男の人も参加してるの?」など具体的に聞いてきてくれたのです!
講座で学んだことをすぐに使って、私のことを知ろうとしてくれてるのが、とても嬉しくて、会話が弾み、楽しい食事になりました。

お腹の赤ちゃんも一緒に次のステップへ

良い例ばかり書きましたが、実は、上手く行かないことの方が多くてまだまだ全然使いこなせていません。しかし、家族でひとつのコミュニケーション方法を知ったことで、子育てを楽しくするヒントをもらった気がします。今がスタートなんだ、と思っています。
今年に入ってお腹の中に新しい命がやってきました。次のお産がどのような経過をたどるのか、少しこわいような気がしますが、お産まで半年あります。夫や娘と、娘が生まれたときのお産のこと、次に生まれてくる子のお産のこと、これからの生活のこと、出来るだけ具体的に話合う時間をとるつもりです。
家族の形が新しくなっても楽しく子育てが出来るように繰り返し受けたい講座です。次回のステップアップ講座も楽しみにしています。ありがとうございました。


さかぐちゆうこ ゆうゆうyoga代表・インストラクター


*ムラのミライでは、さかぐちゆうこさんも運営メンバーのa littleという兵庫県西宮市にある家事・子育て支援の団体(会員制)と一緒に、2017年7月、10月、2018年3月とメタファシリテーションを子育て中の方にご紹介する講座を開催しました。2018年4月からは、a littleとムラのミライのコラボレーションで、「女性の健やかな心と体サポートプロジェクト」を3年間の予定で始まっています



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2018年4月23日月曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年4月2日から4月6日


2018年4月2日(月)
朝からオフィス内を大掃除(というより、中掃除くらいかな?)。暖かいこの季節の方が掃除がツラくないという声があり、確かに。年末じゃなくていいかも、ですね。
1時半からは、ちょっと遅めのお食事会。スタッフのお祝いごとなので、近くのフレンチレストランLa petiteでコースランチ&スパークリングワインをゆっくりと堪能しつつおしゃべりに花を咲かせました。

2018年4月3日(火)
終日、オフィスで静かにお仕事。
先週土曜日の講座のお片付けやデータ更新、募集中の講座へのお申込み対応。
これから開催するメタファシリテーション講座(今月下旬の東京、来月下旬の宇都宮)の参加者募集を、いくつかのポータルサイトに掲載依頼。クチコミや検索流入もさることながら、テーマごとの情報が集約されているポータルサイトでムラのミライ(の講座)のことを知ってくださることも多くいらっしゃいます。掲載するサイトはいくつかありますが、特にCANPANSENSEI PortalPartnerには、欠かさず情報掲載をお願いしています。
作業を進めていくと・・・おや、JICAが運営しているPartnerが全面リニューアルされていました!・・・が、あれ?何かちょっと、操作性が・・・イマイチになったような・・・以前はHP上で情報入力・修整できたのが、Excelに入力したものを送るという形に変更されています。これ、修整したい時はどうするのかな?そして、以前は、過去に掲載した情報をコピー&修整して新規掲載することができて大変便利だったのですが、その機能がなくなっている!?うーん、うーん・・・ど、どうなん、これ。

2018年4月4日(水)
キャッシュフローをとりまとめてくれている美翔さんへ、担当している事業の第1四半期のお金の動きをお知らせ。零細NPOですので、資金繰りは注意深くチェックしておかないと、「あっ!給料日なのに、払うお金がない!」という恐ろしい事態になりかねないのです・・・トホホ。

お昼からは、セネガルプロジェクトに関する打ち合わせにSkype参加。プロジェクトに出張する和田さん中田さん香子さんが京都に集まって打ち合わせしているところに、オンラインで合流する形です。
あちこち脱線したり、ざっくりし過ぎたりする親方たちのトークを、ちゃんと引き戻して話を進める香子さんに感心(笑)

2018年4月5日(木)
今日の夜から名古屋でメタファシリテーション基礎講座の3回分割コースをする香子さん。いつも1日でやっている内容を3回にどう分けてます~?と聞かれたので、Skypeでシェアタイム。3回分割だと、「次の講座までにコレをやってきてくださいね~」と宿題を出して実践してきてもらえるのが(1日講座と比べて)とっても良いところ。より実践的に進めることができます。
昼食は近くの名店「長寿うどん つるかめ」で野菜天ぶっかけうどん。超コシのある麺がおいしいのです!
午後はブログを更新したり、Facebookページに投稿したり、次回のメルマガを下書きしたり。


2018年4月6日(金)
午前中、和田さんがオフィスへ。イランプロジェクトの契約書を印刷。業務計画書に興味津々でチラ見しつつ、メタファシリテーション講座をムラのミライ以外の団体が主催していく場合のルールづくりについて打ち合わせ。
お昼からいったん自宅に戻って、もろもろ用事を済ませたりした後、夕方5時過ぎに再び出勤。今日はメタファシリテーション入門セミナーです。2時間という限られた時間で実施するセミナーは、毎回、参加者に応じて内容を取捨選択しています。

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年4月17日火曜日

祖父との対話 怪我をした本当の原因は?


私には86歳になる祖父がおります。
祖父は毎日、散歩に出かけるのが習慣です。

ある日、その祖父が散歩に出かけ、転んで怪我をしたとの連絡が母の携帯電話に入り、祖父の住む家へと向かいました。
祖父が転んだ時は、運良く近所の方が目撃していて、その近所の方が救急車を呼んで下さりました。祖父は顔に怪我を負っていましたが、命には別状がないという事で、搬送された病院で診療を終えた後に自宅へと戻りました。

母と私が祖父の家に駆けつけ、祖父に見舞いの言葉をかけた後に、母は転んだ原因を尋ねるために「なんで転んだの?」と祖父に尋ねました。
祖父はその質問に対して「私は年齢のせいで体力が落ちている、仕方のない事だ。」と言い、その後すぐに母は「軽い怪我で済んで良かった。今後は気をつけて歩いてね。」と言って、母と祖父の会話は終了しました。祖父は、家族に心配をかけた事と、転んでしまった事で落ち込んでいたようでした。

 
その様子を見ていた私は、祖父に対して事実質問を行いました。

私:じいちゃん、顔が腫れて痛そうだね。その怪我をしたのって昨日の何時か覚えてる?
祖父:散歩に出かけたのはお昼過ぎだったと思うよ。
私:昨日のお昼過ぎは晴れてた?
祖父:曇りだった。
私:どこで転んだの?
祖父:いつもの散歩コースで川沿いの道だ。
私:ちなみに転んでしまった時は、後ろに転んだのか、前に転んでしまったのかは覚えている?
祖父:たぶん後ろ側に転んだと思う。滑って体のバランスを崩した。




私と祖父の会話を聞いていた母が「えっ?前に転んだんじゃなかったの?顔に怪我をしているから、前に転んだと思っていた。」と驚いた顔で言いました。

私:滑ったって事は、足場が悪かったの?
祖父:歩道の工事をしていたから、工事現場の仮設の脇道を通った。
私:工事現場の脇道ってどんな状況だったの?
祖父:鉄板がひいてあった。
私:その顔の怪我って、何にぶつかったか覚えてる?
祖父:ぶつかったのは、川沿いの道に車両が入って来ないようにする為のコンクリートの置物だった。

私と母は、顏の怪我を見て、前に転んだと思い込んでいました。しかし、祖父の話を細かく聞いて行くことで、転んだ場所の足場が滑りやすかったこと、実際には後ろに転んだこと、そして顔の怪我は、転んだときに近くにあったコンクリートの置物でできたもの…という状況がわかってきました。私との会話を終えてから、母と祖父は、転んでしまった原因が体力の低下によるものではなく、足場が滑りやすかったためと気がついた様子でした。

後日、祖父の怪我が治ったので、私は祖父と散歩に出かけました。
祖父は私と歩く速度が同じで、姿勢もよく、祖父が転んでしまった原因は体力の低下では無いことがわかったので、私は祖父に「歩く速度も速いし、歩き方も普通だね。体力は落ちてないんじゃない?」と言いました。

その言葉を受けて、祖父はそっけない様子でしたが、祖父は現在も元気に散歩を続けています。

(メタファシリテーション基礎講座修了生 
坂本達也




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2018年4月10日火曜日

対話で思い込みをはずす 「昨日、ランチで何を食べた?」


こんにちは。
今回のブログ記事は、現場でのマスターファシリテータ―たちの緊張感あるやり取りはお休み、オフィスでのちょっとした会話からです。

2月のネパール出張から帰ってきてすぐ、胃腸風邪のような症状で寝込み、食欲が戻らない日が続きました。そんなことがあった数日後、スタッフの山岡さんと久しぶりにオフィスで会いました。

山岡さん:お腹の調子はいかがですか?
私:はい、おかげさまで。でも、しばらくご飯を食べてなかったから、油モノはまだちょっと…。昨日のランチに、オフィスの近所のうどん屋さんに行って、かき揚げうどんを食べたんですけど、かき揚げの油がお腹にずっしり来て、またまた調子を落としてしまいました。
山岡さん:油が使ってあるものを食べたのは、(風邪のあと)昨日が初めてですか?
私:そうなんです!ご飯を食べられるようになっても、湯豆腐とか、油を使わないものばかり食べてたし…
宮下さん:あれ?一昨日、ランチでカレーを一緒に食べたやん。
私:あ!しかもコロッケカレーを食べてたわ…
※しかもそのあと胃の調子はなんともなく、平気で仕事をしていました。

コロッケカレー(実物!)

いかに自分の記憶があやふやで、都合のよいストーリーを作ってしまうか、ということですね。
山岡さんとの会話中の私は
【仕事を休んで心配かけたな~とりあえず、ある程度仕事ができるくらいまでには回復したはず→でも、そういえば、揚げ物を食べて胃もたれした→きっと風邪が治りきっていないからに違いない(と思う)→そういえば、油を使った料理を食べるのは久しぶりなのでは?】
というのを(自分でも気づかないうちに)数秒の間に頭にめぐらせて答えたのでしょう。

ムラのミライで働いてはいますが、思い込みで話して、他のスタッフに事実質問でバッサリやられてしまう…というエピソードには事欠きません(笑)。
オフィスでの雑談なので、「適当なこと言ってるな~」と苦笑いで済みますが、いざ、フィールドに出たり、困りごとを相談する/相談を受けるときには注意しなければとあらためて思ったものでした。

余談ですが、この話に出てくるオフィスの近所のカレー屋さんもうどん屋さんも私は大好きで、時間とお金があればよく行くお店です。どこか気になるという方は、コッソリとムラのミライスタッフに聞いてください。

(ムラのミライ事務局長 田中十紀恵



→ネパールでゴミ問題に取り組む人たちに会いに行く、フィールドツアー
 ネパールツアー情報









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 メタファシリテーション体験セミナー開催情報


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 メタファシリテーション講座開催情報


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本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年3月26日から3月31日

2018年3月26日(月)
土曜に名古屋で開催したメタファシリテーション基礎講座の精算について、講師の松浦さんとやり取りし、参加者データを更新。講座参加者には5回にわたって復習用メールマガジンをお届けするので、その送信予約をしました。

そして、某テレビ番組の制作会社の方と電話打ち合わせ。このまま話が進めば、今年後半頃、セネガル駐在の綾乃さんへの取材が実現するかもしれません。楽しみです。
頭痛がひどくなってきて、午後はお休み。春はデトックスの季節で、いろいろ出ますね。昨年・一昨年はひどく夏バテしてやせてしまったので、今年は改善したいなと思っています。体調改善のために色々やってみての結論は、当たり前過ぎることなのですが、やはり栄養のバランスを取りつつシッカリ食べることと、適度に運動すること。プラス良い睡眠ですが、私の場合は短時間でもヨガを練習するとよく眠れるので、ポーズひとつでもふたつでも(あるいは呼吸法だけでも)毎日やろう~と思います。これで完璧!のハズ。

2018年3月27日(火)
昨日からの頭痛がまだおさまりきらず、午前中はお休みして自宅でゆっくり。
お昼から出勤して、Squareというカード決済システムの新規登録作業など。
Square導入後はタブレットなどでカード決済をすることができるようになるので、講座の参加費をカードでお支払い頂いたり、イベント時にその場でサポーター入会手続きをして頂いたり、ということが可能になります。便利だなぁ~。



2018年3月28日(水)
朝イチで松浦さん香子さんと、某企業からの相談対応の件でSkype打ち合わせ。「働き方改革」は誰のため?という話など。

その後、2017年度の事業報告書&2018年度事業計画書の担当部分の原稿を作成して、とりまとめてくれる香子さんにメール送信。分量は大したことないものの、締切り日の4月7日(土)よりも早めにできたので、妙な達成感が。普段いかにギリギリ星人か、ということの裏返しですね(笑)

2018年3月29日(木)
お休み。

2018年3月30日(金)
お昼に東京着で、大田福祉工場へ。お二人の利用者に1時間程度ずつお話を伺いました。その後、今後の研修について少し打ち合わせをして、終了。

夜は、官邸前の抗議行動にほんの少しですが足を運んできました。お仕事関係以外で霞が関に行ったのは初めて。桜がキレイに咲いている中、思い思いのアクションをとっている人たち。私はうろうろしつつ、たまにコールしたり、今後のアクションを考えたり。明日は1日講座なので、早めにホテルに戻りました。オープン間もないホテルだったので、チェックイン時に「オープン記念の粗品です」と言ってくださったドーナツを夜食にパクリ。

2018年3月31日(土)
終日、メタファシリテーション基礎講座。何と4名(!)も当日キャンセルの方がいらっしゃって一瞬ショックだったものの、始まると楽しくてあっという間。参加者は南米から何と昨日(!)帰国したばかりという方や、それぞれアフリカ・中米に駐在中で一時帰国中のNGOスタッフ、春休み中の先生、引っ越しを控えた助産師さん、次なるキャリア準備中の方々など、年度末のせいか、いつにも増して「これから/今後」にきっちり焦点をあてていらっしゃる参加者が多かったように思います。参加者の方たちと話すといつも「あー私も〇〇を頑張ろう」「××をそろそろ考えよう」など、いっぱい刺激をもらえて、ありがたいのでした。

宮下和佳 ムラのミライ専務理事)


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2018年4月3日火曜日

生徒会長の挨拶



次女が生徒会長になり、人前で話すことが増えました。
原稿は自分で作ります。
どうやら極めて自分なりの挨拶を考えているようです。
同じく生徒会長だった姉の原稿まで読み込んでいました。

「ママ、音楽会の最後に生徒会長の話っているのがあるらしいんだけど」
『へ~、喋るんだ。いいじゃん。』
「生徒会長が話さないといけない理由でもあるのかな?」
『さぁ。(あれ?この子は何を言いたいんだ?)』
「私は短めに話すつもりでいる。大人の期待には応えられないけど。」
(おもしろ~い、そこの承認だったのかな?)
『何を伝えたいの?』
「この音楽会の結果が私たちの人生のゴールではないということ」
(また、難しいこと言ってきた)
『何がゴールなの(what)?』
「悔いなく、笑顔で死ぬこと」
(わぉ~ ぶっ飛んだ(;^_^A)
『そのために必要なことは何?』
「今の自分にできることを一つ一つやっていく」
『具体的には?』
「机列をそろえる、給食を残さない、教室はきれいにする」
『へ~、明確だね』
「でもね、これは私が思うやるべきことだから
 みんなにはそれぞれで考えて欲しいし、
“音楽会の結果に満足せず、今の自分にできることをやっていきましょう。”
で止めておくことにするよ」

結果的に本人も納得し、先生からの訂正も入らない原稿が出来上がったようです。
歳の近い姉妹で比べられることも多いのだと思います。度々このようなことを繰り返していますが、話をすることによって自分なりの答えを出していっているようです。

(渡邊雅美)

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2018年4月2日月曜日

本日のムラのミライ(スタッフ日誌 宮下和佳編) 2018年3月19日から3月25日

2018年3月19日(月)
メタファシリテーション講座に関するお問い合わせへの対応、インターン応募への返信、インド研修に参加した方からのフィードバックにお礼・・・などなど、週末から今朝にかけて届いていたメールへの返信だけで、数時間。
その後、Techsoup利用に必要なNPOヒロバの登録を更新して、これでセネガルの綾乃さん用のMSオフィスのダウンロード準備完了!かな・・・??

2018年3月20日(火)
お休み

2018年3月21日(水)
午後から3時間、メタファシリテーション×医療の勉強会。
日本の医療費支出が膨らみ過ぎて、もうパンク寸前という話にショックを受けました。そして、実はその医療費支出の相当額が、処方されたけど使われていない薬や不要な検査や診療に使われているのでは・・・ということにも。

終了後は西宮北口のお好み焼き屋さんで夕食兼交流会。メタファシリテーションを以前から実践されている柔道整復師のNさんによる、すごい問診(観察→大まかな仮説→質問→仮説のブラッシュアップ・・・)を目の当たりにして、感動。こういう風に、その人の体の状態・体の使い方・生活の中での動き方を総合的にチェックして改善策を一緒に考えてくださる方がいれば、今日は内科、来週は整形外科・・・というような病院ジプシーにならなくていいのでは?と思いました。

交流会で

2018年3月22日(木)
十紀恵さんと来年度のスケジュール調整やら雇用関連の規定や契約内容の見直しについて打合せ。雇用主と労働者、という非対称の関係性を前提にした「労使協定」等々って、実態と微妙にズレてるんだよね・・・規定は割とちゃんと整備してあるけど形骸化してるものもあるよね・・・という話など。実態はワーカーズコレクティブに近い意思決定でもあるし、そうはいっても理事会が経営者という立場ではあるし、このへん整理しないとね、と。

その後、昨日の勉強会の記録をまとめて、講師の平野さんに確認のお願い(と昨日のお礼)メール。

2018年3月23日(金)
午前中はお休み。
午後に出勤し、明日名古屋で開催するメタファシリテーション基礎講座の参加者リストを更新し、講師の松浦さんにメール送信。今回の参加者は7名。首都圏以外の開催ではなかなか定員12名満員になりませんが、回を重ねるごとに、少しずつ増えてきています。

4時からはインターン希望の方と面談。2月上旬に開催したプレ・フィールドワーク・セミナーに参加してくださっていた、神戸外大のKさん。4月からインターンとして来てくださることになりました。これで、4月から活動予定のインターン生はお二人が決定。