次女が生徒会長になり、人前で話すことが増えました。
原稿は自分で作ります。
どうやら極めて自分なりの挨拶を考えているようです。
同じく生徒会長だった姉の原稿まで読み込んでいました。
「ママ、音楽会の最後に生徒会長の話っているのがあるらしいんだけど」
『へ~、喋るんだ。いいじゃん。』
「生徒会長が話さないといけない理由でもあるのかな?」
『さぁ…。(あれ?この子は何を言いたいんだ?)』
「私は短めに話すつもりでいる。大人の期待には応えられないけど。」
(おもしろ~い、そこの承認だったのかな?)
『何を伝えたいの?』
「この音楽会の結果が私たちの人生のゴールではないということ」
(また、難しいこと言ってきた)
『何がゴールなの(what)?』
「悔いなく、笑顔で死ぬこと」
(わぉ~ ぶっ飛んだ(;^_^A)
『そのために必要なことは何?』
「今の自分にできることを一つ一つやっていく」
『具体的には?』
「机列をそろえる、給食を残さない、教室はきれいにする」
『へ~、明確だね』
「でもね、これは私が思うやるべきことだから
みんなにはそれぞれで考えて欲しいし、
“音楽会の結果に満足せず、今の自分にできることをやっていきましょう。”
で止めておくことにするよ」
結果的に本人も納得し、先生からの訂正も入らない原稿が出来上がったようです。
歳の近い姉妹で比べられることも多いのだと思います。度々このようなことを繰り返していますが、話をすることによって自分なりの答えを出していっているようです。
結果的に本人も納得し、先生からの訂正も入らない原稿が出来上がったようです。
歳の近い姉妹で比べられることも多いのだと思います。度々このようなことを繰り返していますが、話をすることによって自分なりの答えを出していっているようです。
(渡邊雅美)