2016年8月9日火曜日

メタファシリテーション体験記 おすすめセミナーの効果@我が家

「ムラのミライ」インターンとして活動し始めた私、三谷は先日、7月18日に行われたメタファシリテーション基礎講座に初めて参加させて頂きました。
当日の参加者は私を含めて4名。他の受講者の方々は以前に参加経験があるということで、初心者の私は何度も先輩方に助けて頂きました。
初めての参加だったのでとても不安でしたがセミナー中は終始和やか。私の不安は「ムラのミライ」オフィスの扉を開けた瞬間に飛んでいってしまいました。

午前中は先生からの説明からスタート。午後は練習、練習、繰り返し練習。
ファシリテーターは身の回りにあるものから休日の過ごし方、改めたい習慣など、様々なシチュエーションの中から「事実」だけを引き出していきます。
質問される側は、その時の状況を思い出し質問に答えていきます。すると脳内でどんどん発生してくる言葉、”そういえば”。
「そういえば最近こんなことあったな。」
「そういえば最近あんなもの買ったな。」
「そういえば最近ネットでこんなこと検索したな。」
質問されなければ思い出しもしなかった状況から事実が出てくる出てくる!その場ではモヤモヤしていたことも帰宅後入浴中に 「はっ!」 と、時間差でやってきた事実もありました。その気付いた事実に潜む解決の糸口。人から言われるのではなく、自分で気付くからこそ自分で変化を起こせるのだというメタファシリテーションという手法の素晴らしさを基礎講座で体感することができました。

セミナーでは上手く事実質問ができなかった私。何事も上達には練習が必要不可欠!ということで早速、練習してみようとまず身近な自分自身と母に使用してみることにしました。
我が家の永遠の悩み、それはずばり「服の断捨離ができない!」
季節や流行の流れと共に増え続けてきた服を目の前にして
「最近いつ着たかな?」
「何処に着ていったっけな?」
「その前はいつ着た?」
「何処で買ったっけ?」などと、問いかけていきました。
すると、一年以上着ていない服や、以前に購入した同系色で似た様な服の存在が明らかに!
逆に捨てようと考えていたけども以前は頻繁に会議で着ていたことを思い出し、フォーマル用にとっておこうとクローゼットの前列に昇格した幸運な服もいました。
またこのプチ・メタファシリテーションで整理整頓ができたことに加えて、喧嘩がなくなりました。以前は私が「もう捨てたらー?」と提案していたので母が導き出した答えではありませんでした。
となると、後々必ず出てくる厄介な「捨てなければよかった」問題。我が家でこの問題をめぐる論争は夕飯に響くほど深刻です。しかし今現在この論争が起こっていません!
今回は家庭内という小規模な問題でしたが、大きな規模、例えば国際協力や経営の場で似たような問題を解決しようとした場合、メタファシリテーションを使用した結果5S(整理・整頓・掃除・清潔・しつけの5つの頭文字Sを集めた経営管理法)に結びつき問題が改善した!なんてことになるかもしれません!

メタファシリテーションは私のようなささいな家族問題から社会問題まで、ありとあらゆるシチュエーションに応用できるものだと感じました。私もまだまだ初心者。上達に向けて身近な問題をテーマにして練習していこうと思います。


(ムラのミライ インターン 三谷遥来






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