2014年8月12日火曜日

新天地セネガルでの挑戦!

現在ムラのミライ(旧称ソムニード)では、新たなプロジェクト地であるセネガルの調査を終え、プロジェクトを開始する準備を進めています。今回のブログでは、先日の聞き取り調査の際、現地カウンターパートであるIntermondesと一緒に農村で行った、養蜂に関するやり取りをご紹介します。

 和田が、村人に蜂蜜の生産サイクルに関して尋ねました。サトウキビがまだ普及していない村にとって甘味料としての蜂蜜は大変貴重な存在であり、これまで長い間伝統的な方法で養蜂が行われてきました。しかし、2007年に近代的な方法が導入され、今ではその普及が本格的に進んできていることがわかりました。

 近代的な方法に関して具体的に質問を重ねていると、数年内に養蜂箱が耐用年数を迎えてしまうのに、養蜂箱を更新するための資金の当てが今のところないことがわかりました。このままでは養蜂は続かないという課題がやり取りの中で浮かび上がったのです。

和田「どうしたらいいんですか?」
村人「それがわかったら苦労しない」
和田「今日ここにいる中で、ひとりだけどうしたらいいか知っている人がいる」
村人「・・・」(沈黙)
和田「それは・・・」
それまでリラックスしてやり取りを楽しんでいた村人たちが、ここに来て急に真剣になりました。和田はやり取りをどのように進めたのでしょうか。気になる続きはこちらプロジェクト形成調査/セネガル)。

 今、新たに動き出したセネガルでの地域づくり。「出稼ぎに行かなくても、地元の村で安心して暮らしていく」を実現するための、セネガルの初めの一歩です。
皆さん、応援よろしくお願いします。詳しくは下記リンクをご参照ください。




2014年度インターン 山下)