2016年12月13日火曜日

厄介な「やらず嫌い虫」

初めまして、インターンの鳥居と申します。
社会人インターンとして、月2回ほどのスローペースで活動しています。

と言いつつも、インターン参画前含め通算5回はメタファシリテーション関連の講座に参加し、
『途上国の人々との話し方』も一通り読み、さすがに日常会話で事実質問を意識しない日はありません。(もちろん上手く使えているかは別として・・・)


ご存知の通りメタファシリテーションは、相手に気づきをもたらし、行動変化を促す手法です。
しかし、このブログの執筆にあたって「最近人に何か発見をもたらしたことはあったかな?」と振り返ったところ、
何と他ならぬ私自身の悪い癖を発見しまったのです。

それは、食わず嫌いならぬ「やらず嫌い」ということ。
何か行動を起こす前に、なんだかんだ理由をつけて諦めたり先延ばししたりしてしまうのです。

例1:(仕事中)「いくら新人だからって、こんな小さなことで質問したらダメだよね、自分で考えよう。」

例2:(家で)「このシャツ、シワだらけだけど、週末に数着まとめてアイロンかけたほうが効率的だよね。」

例3:(休日の前)「友だちとご飯に行きたいけど、今週はみんな疲れているだろうから誘うのはやめよう。」

ところが、事実質問をこんなふうに自分に投げかけてみると・・

例1:「些細なことを質問して、誰かに怒られたことはある?」
→ない。むしろこの前打ち合わせの後、「何でもいいから一個は質問するように」って先輩に言われたな・・。

例2:「まとめてアイロンがけするのと、一枚ずつ気づいた時にやるの、何分違うんだろう?」
→(きちんと測ったことはないけどおそらく)たった数分。むしろ出かける前にアイロンがかかったシャツがないことに気づいて、急いでかけて集合時間に遅れたことが・・・ 。

例3:「自分が疲れている時、ご飯に誘われて嫌な気持ちにことあったっけ?」
→(程度にもよるけれど)ない。
むしろ、この前友だちに誘われて行ったときはリフレッシュできてよかったな。


この私の癖、「やらず嫌い虫」の一番厄介なところは、
決して怠けたり面倒くさがったりしているつもりはなく、
ちょっと賢く振る舞いたいが故に発生しているということ。
「人に頼らずに自分で理解できる私、賢い!」
「効率的に家事ができる私、賢い!」
「人のためを思いやれる私、賢い!」
 ・・・などなど。

これからは、「やらず嫌い虫」を発見し次第直ちに事実質問を投げかけ、
思い当たることがなければ即行動に移すことで撃退しようと思います。




(ムラのミライ 関西事務所インターン  鳥居亜佑



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