2020年4月22日水曜日

Zoomでメタファシ体験セミナー!

4/19(日)に、ムラのミライの香子さんによるメタファシ体験セミナーに参加しました。

午前は青年海外協力隊向け、午後は対象を定めない講座でした。
人に中々会えない状況の中、久しぶりの講座ということで少し緊張していましたが、Zoomを使うと他の方の名前が一目で確認できたり、二人ずつなどのグループ分けができたりなど、その便利さに感心するばかりでした。

午前の協力隊向けセミナーでは、ムラのミライのメタファシのきっかけとなったインドの村での青年ガンガイヤとのエピソードを紹介しました。
土地なしの「かわいそうな村人」という思い込みフィルターが“What”を使った事実質問をすることで剥がれ、唐辛子を山で自作する「リアルな彼の姿」を浮かび上がらせたのです。

また、午後のセミナーでは、香子さんが事実質問のみの対話、「なぜ」「どう」のNGワードを使った対話を二名の方と実践しました。会話の切り口は今日のお昼に食べたもので、どちらもにこやかで自然な会話でした。

二つの対話の唯一の違いは事実質問のみか、そうではないかということ。何気ない日常会話であれば、「どうして」「どうだった」などの思い込み質問を織り交ぜることもあります。ただ、課題解決において、相手と自分との話していることの認識を一致させる必要があるとき、これらの言葉は事実を曖昧にしてしまう落とし穴になりかねません。

事実質問を使って事実を思い出すことで、自分にある人脈や経験などの資源を思い出し、自己肯定感をアップし、課題解決に前向きに取り組める。
「何かを解決したいとき、自己肯定感が高いほうがいいですよね」という香子さんの言葉に、その通りだと思いました。

出来ないことが多い状況の中でも前向きに過ごすためには、事実質問を使って自己肯定感をアップさせることがカギではないかなと思いました。

(笠見 友香 ムラのミライ認定メタファシリテーション・トレーナー)