2016年3月22日火曜日

なぜ、フィリピンなのか

こんにちは!ムラのミライ関西事務所インターンの野村です。


ある日の関西事務所でのこと。

私の悩みについて、職員の宮下さんがいろいろと事実質問をしてくれました。

「文章を書くのが苦手で書き上げるのにいつもとても時間がかかってしまう」
という私に対し、宮下さんは
「最近そう思ったのはいつ?」
「そのときはどれくらいの量の文章だった?」
「時間はどれくらいかかった?」
と次々に事実質問。

そのうちに、文章を書くのが苦ではなかった頃や、そう思い始めたきっかけを思い出しました。

宮下さんと話し終わったあとも、そういえばあのときは・・・と記憶がどんどん呼び起こされて、何かすっきりしたような、気持ちが軽くなったような感覚になりました。

その後、東京でふたたびメタファシリテーションの講座に参加しました。
事実質問を使う練習のテーマは、「改善したい習慣」でした。
私はまた
「文章を書くのに時間がかかってしまう」
を挙げて、同じグループの方に事実質問をしてもらいました。

このときは文章を書くのが早い周りの人の存在に気づくなど、また新たな発見がありました。

質問されたことで、私の文章を書くスキルが急に上がったわけではありません。
でも、事実質問によって悩みが整理されたことで、漠然と抱いていた苦手意識の原因が見えて、文章を書くことに対して以前より前向きになれました。

そんな経緯から、この日の講座のフィードバックで私が言ったのは
「自分に事実質問をしてみたい」
でした。

人に聞かれたり自分でもなんでやろと思ったりするけど、何と説明したらいいのかよくわからない・・・。
そんな自分のことが、事実質問してみたら少しは見えてくるかもしれない、と思いました。

そのうちの1つが「なぜ、フィリピンなのか」。

私は大学生になってから4度フィリピンに行っていて、今も5度目・6度目の渡航を計画しています。
それでいて、周りの人に「なぜ、フィリピンなの?」と聞かれても
「なんでかなぁ、縁があったのかな」
と答えては、何か的を得ないような感覚にもやもやしていました。

いま思えばそれは”なぜ”かを考えていたからなのかもしれません。
事実質問で思い出していって、この”なぜ”を言語化したいと考えました。

これを書いている時点では、やってみてもやっぱりすぐ行き詰まっていますが・・・まだまだこれから!練習あるのみです。



(ムラのミライ インターン 野村有希






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